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単価表

  例年、旧正月前後に中国から新単価表が届きます。
  中国から製品を買い始めた20年前から米ドルでの表示です。
  この20年間に1ドルが75円から140円の間動きました。

  私の頭にはこの間は「黒は才○○○円 クンナムは○○○円、
  中間色や糠目は才○○○円」というある一定の値頃感で動いて来ています。
  実はこの値頃感は私が業界に入った40年前から変わっていません。
  ですからその値頃感に合わせて原石を選んで市場に出してきたつもりです。
  SGⅡもY1、M1Hもその範囲で納めてきました。
  黒もそれに合わせてメインの黒がTVKで有ったときもあります。
  MUがメインで有った時期もありました。最近はPONを黒のメインとしてきました。

  それが昨年から、その値頃感の範囲内で収まる単価
  で黒が出せなくなって来てしまっています。
  色々理由を考えてみましたが、人民元高という要素が
  かなり大きいのではないかと思います。しかし殆どの
  中国人は日本円が安いと言う事を知っていません。知って
  いても自分の都合を主張して日本の市場の事を理解しよう
  と努めません。自分の都合だけです。

  私のライバルの中国の原石商社は人民元で中国国内に
  原石を売るからです。彼らから見れば今は米ドルが
  安いのです。ですから外国から米ドルの単価が上って
  も人民元にすれば同じ単価で中国国内に売ればよいので
  高いと感じていないのです。その意味では彼らは日本円
  が今安いからなどと言う概念は全く持っていません。
 
  それで工場で出来た製品を人民元から米ドルに換えて
  さらに日本について米ドルを日本円に換えると「あれ~」
  という単価になってしまいます。いくら中国材で良い
  原石がなく、印度材の時代だと言われても、この単価に
  なってしまっては増々墓石離れがすすんでしまうのでは
  ないかと心配しています。この値頃感は残念ながら墓石を
  作って売っている中国人には理解できません。でも、もう
  この単価を日本円に直せば、日本で作った方が安いと言う
  単価になりました。この事実を中国の業者が気が付いて
  いるのかどうか?

  今年は未だ景気が良いからこの新単価でも製品が動くかも
  しれません。でも少し動きが悪くなり始めたら多分、石を
  あまり使わない設計に代わっていくのではないかと私は
  こちらの方を恐れています。現在でも今まで11寸を使って
  いた地域が10寸になりつつあります。

  我々に今出来る対策は人民元が上っているからとドル単価
  を極端にあげた工場の製品を買わない事ですよね。売る側
  の中国の工場の言う事を、買う側の日本側がいつも黙って
  買う事ばかりではないと見せる事だと思います。でも未だ
  ベトナムもミャンマーも印度も中国の勢いには取って変わる
  力はありません。

                     2014年春節

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【2014/02/03 10:24】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
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